当院の院長は

  • 認定NPO法人 グリーフ・ケア・サポートプラザ

の運営に微力ながら携わっています。

認定NPO法人 『グリーフ・ケア・サポートプラザ』笑顔、とりもどそ。

自死者の数は、ここ10数年間、毎年3万人前後で推移しています。ここ数年減少傾向にありましたが新型コロナウイルスの影響か、また増加傾向にあります。2~3万人、そのあとには、その何倍もの嘆き、苦しむ遺族たちが遺されてしまいます。この法人を立ち上げた際の初めのころにわたくしも誘われ参加しています。平山先生は亡くなられましたが、わたくしは本業の忙しさにかまけながらも微力ながらかかわっています。
この会では、自死遺族のためのグリーフケアを活動の中心においています。グリーフケアとは、「悲嘆援助」のことです。電話相談、悲嘆感情の分かち合い、グリーフについての講演会、出版活動などを通じて、遺族たちへの直接または間接的なケアにたずさわっています。それらの活動にはトレーニングを受けたボランティアスタッフがあたっています。わたくしもトレーニングを受けた者の一人です。

大切な人を自死で亡くし、深い悲しみで一人孤独でいる時、望みを絶たれ、この先が見えないと嘆いて出口が見えない時、もしよろしければいつでもお声掛けください。

アクセス&問い合せ先

住所:〒107-0052 東京都港区赤坂9-2-6 カルム第2赤坂103

TEL:(03)5775-3876(当分の間、電話受付を火曜日正午~午後4時といたします。)
FAX:(03)5775-3871
メール:grief.care.sp@luck.ocn.ne.jp

社会福祉法人 『いこい』

「社会福祉法人 いこい」は、いまは亡き、故・平山正実先生と他数名のクリスチャン有志によって東京都と足立区の助成を受けつつ立ち上げたものです。いこいは『グループホーム仲』を運営しています。

こころ病んで生きづらくなっている人が非常に多い現代です、平山正実先生は、わたくしが敬愛してやまない精神科医のクリスチャン先生でした。

生前、わたくしの医院に患者として来てくださり、父と弟を自死によって失ったわたくしの深い深い悲しみにそっと寄り添ってくださいました。

その先生が、わたくしに「今度こそ、クリスチャンだけで運営するものを立ち上げようと思いますので小川先生もぜひ加わってくださいね」とお誘いくださり、あまり力には慣れていませんが現在に至っています。

平山正實先生は「自分の存在や生き方に対する基本的な信頼感が無ければ精神・心の安定は無い」と語られ、この心の安定を得るために「身体的・精神的・社会的・スピリチュアルなウェルビーイング(幸福感)を目指して、弱き人、患者さん、を支える」ということを再三お話しくださいました。

グループホーム仲は「生活支援・就労支援・相談業務」などを通し、又地域の方々との関わり を通して、心病む方々が、この地域・この街で生き生きと暮らせるための手助けをさせて頂きながら、心病む方々も共生できる社会づくりの一助となることを願っています。

川崎からは遠いですが、ご関心のおありの方は下記までお尋ねください。

社会福祉法人 いこい

〒120-0026 東京都 足立区 千住旭町 31-5 3F
電話:03-5244-0233 FAX:03-5284-7218